知の実践の最近のブログ記事

リーダー不在

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(当記事は6月に管内閣の内閣不信任案が提出された際に別サイトで寄稿したもの)

 政争の愚にあきれるばかりだが、もともと期待はしていない。

政治というのは、どうしたらまともになるのだろうか。


小泉改革以来、「抜本的な改革」という体のいい言葉がよくつかわれるようになった。

「抜本的な改革」というと、とても美しい姿に生まれ変わるかのような印象を持つが、この言葉自体は何も解決策を説明していない。

極めて抽象的な言葉だ。

勝ち組?負け組?

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8割が就職の「勝ち組」 新入社員の意識調査

新入社員の77%が自らを就職活動での「どちらかといえば『勝ち組』」と考えている--。財団法人社会経済生産性本部が、22日までにまとめた新入社員の意識調査で分かった。
同本部は「パートや派遣などが増える厳しい環境の下、正社員という安定した身分を獲得したとの思いからではないか」と分析している。

<新入社員意識>5人に1人が就職活動の「負け組」と認識

今年の新入社員の2割強は就職活動での自分を「負け組」と認識していることが22日、社会経済生産性本部と日本経済青年協議会の05年度「働くことの意識」調査で明らかになった。専修・専門学校と4年制大学卒でその傾向が強く、同本部は「依然として厳しい就職環境を物語っている」と分析している。

どちらも、同じ調査に対する記事であるが・・・

相性の良い新聞

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大手新聞四社、朝日・日経・毎日・読売。

どれも特徴のある新聞社ですが、人によって好みの分かれるところ。そして、その人の思考パターンを識別できるところでもある。小さい頃から読み親しんでいる新聞社と同じ思考になっていくという傾向もある。

それぞれの特徴を明確にしてみよう。

朝日新聞・・・感情的、過去にこだわる、物事を批判的に捉える、理想主義的。
日経新聞・・・話題の中心はあくまで経済、経済という視点から物事を据える、実利主義的。
読売新聞・・・理性的、国益とか尊厳を重視、権利・義務という視点から物事を捉える、現実主義的。
毎日新聞・・・優柔不断、賛否両者の意見を載せ自己主張をしない、中立的。

個人的には、日経が一番しっくりくる。次に読売(小さい頃から読んでいた)。毎日は自分が賛否決めかねているときには役に立つが、特に何も感じない。朝日は嫌悪感を覚える。

ブレイクスルー思考

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人には色々なタイプがある。

・何事にも自分で物事を考え、行動する人
・言われたことに対してなら、考え、行動できる人
・いわれたことしかできない人
・自分勝手にしか行動しない人

上位二つはこれから先、知識社会において高い価値を提供できる人である。3番目の人はルーチンワークをこなす人として、パートタイマーとして存在価値はあるが、それ以上ではない人たちである。4番目の人は社会人としては、論外であり、基本的に役に立たないタイプの人間である。

危機管理の基本精神

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システムエンジニアとして、システムを構築する際に重要なことの一つに、「入力検証」というものがある。

システムで生成したデータの場合、生成する段階のロジックを検証することでその正当性を証明することが出来る。しかし、ユーザーが入力するデータというものは、単純なミス、勘違いのミス、無知のミスなど、さまざまなエラーデータが入力される。

例えば、日付なんかでも年が変わってすぐの入力では、昨年の値を入れてしまったりする。1年間2004という数字を打ちつづけてきた習慣から、年が変わっても入力してしまうことは多々あることである。

JR西の天王寺車掌区、事故知りながらボウリング大会
脱線快速に乗車の運転士2人、救助活動せず出勤

事故を認識していてボウリング大会、事故電車に乗車していながら救助せず出勤乗務。いずれも人間としてどうなのだろうかという議論もさることながら、「日本的な企業への帰属意識というものの低下」「一度落ちた信頼はなかなか回復しないという意識のなさ」も伺える。

お題「日本再生に向けた新たな企業形態と情報戦略」

トピック1 SONYの人事

PSの立役者達の取締役退任
エレクトロニクス部門の立役者達へ

これに対する世論の論点は次の2つ。
1.出井体制の退任
2.業績低迷の責任

しかし、本質はトップの人事からコアコンピタンスへの集約化の表明ではないか

経営戦略と人事戦略

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今の会社の経営における戦略と、人事の採用・教育方針にねじれを感じる。だからこそ、今の会社は研究対象として面白く、まだまだいる価値を見出せるのだが・・・。

 経営者達が積極的な攻めの戦略を取ろうとしているのに、和を重んじるだけの保守的な人を採用しているように感じる。攻めの戦略を取るときには、説明会時から優秀な人材を前面に出して、本音で語らせるべきだと思う。「やらせ」なんてやっている場合ではないはず。

動機は安易でよい

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今の会社はシステム屋であるにも関わらず、基本情報レベルの知識すら持たない人が多い。実際、「デッドロックって何?」なんて平気で聞くような人がいる。「メインとして上流工程を担当しているんだから」とか「試験向けの知識が業務で直接役に立つわけじゃないから」といった言い訳がまかり通っているのである。「資格なんて持ってないけど、そのくらいの知識はあります」なら構わないが、そうでもない人が多すぎる気がする。

私の感覚からすれば、上流を担当する企業ほど技術的基礎知識も前提知として必須だと考える。今の会社では現在、基礎力をつけるという意味で若い者には物作りをさせろ(開発をさせる)という方針をとっている。この点は評価すべきである。しかし、流行の提案型SEを育てるためには、理論も重要である。それは、問題解決(ソリューション)は理論的に導き出すものであることからもいえる。

こんな人と仕事がしたい

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就活中の人には是非、「マネジメント(組織)の役割」を読んでもらいたい。P.F.ドラッガー(上田惇生訳)『マネジメント【エッセンシャル版】―基本と原則―』(2001)の「企業とは」という部分を抽出したものとなっている。ポイントは

1.自らの組織に特有の使命を果たす。マネジメントは、組織に特有の使命、すなわちそれぞれの目的を果たすために存在する。
2.仕事を通じて働く人たちを生かす。現代社会においては、組織こそ、一人一人の人間にとって、生計の糧、社会的地位、コミュニティとの絆を手にし、自己実現を図る手段である。当然働く人を生かすことが重要な意味を持つ。
3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。マネジメントには、自らの組織が社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題の解決に貢献する役割がある。

企業は決して、こき使われるような場所ではない。それは、自分の意思を持って行動をしない結果でしかない。その企業に入って何がしたいのか、自分がしたいことのためにその企業をどのように利用できるのか考えてほしい。

私は、「自分の目標のために企業を踏み台にしてやる」という意気のある人と働きたい。

トヨタの継続的改善!?

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・作業をどのように進めるのか(計画)
・作業を正しく処理していると、どのように確認できるのか(オペレーションに問題がないこと)
・仕上がりに問題がないことを、どのように確認できるのか(品質に問題がないこと)
・問題が発生した場合、どのように対処するのか(リスク・マネジメント)

これを「why,why,why,why,why」と問うことがトヨタの改善の源泉だとか。計画した手順から遅れが出るようであれば、仮説と検証のなかで誤差が発生しているということ。

手順に問題があるのであれば、手順の再設計を。作業者の能力に問題があるのであれば、再教育を施す。これを繰り返すことによって、顧客の期待通りの性質と品質(当然欠陥ゼロであることも含め)を目指す。

理想に達していないとすると、そこからまた改善努力の源泉となるそうな。。。

 

参考文献
H.ケント・ボウエン「トヨタ生産方式の"遺伝子"を探る」『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス』第25巻2号(2000.3).

リスクとリターン

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リスクとリターンについて、最近のリスクマネジメントの考え方から見てみるととても面白いので、紹介しよう。

リスクとリターンは、「損失・危機(負)がリスク、利益(正)がリターン」と考える人が多い。この場合、リスクをゼロにして、リターンの最大化を図るという発想が出てくる。しかし、実は、これは単なるリターン至上主義にしか過ぎない。この定義によって、「ハイリスク、ハイリターン」といった場合、どういう意味になってしまうのだろうか。

リスクとリターンは正確には、「将来の不確実性がリスク、その不確実さのなかで行動した結果がリターン」なのである。つまり、行動したことにより、良い結果が出ればプラスのリターン、悪い結果が出ればマイナスのリターンとなるのである。

チームとは

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いつものことながら、「仕事上」のと言うお話です。チームで仕事をすることという意味は3つあると思います。
1.一人では出来ないハイパフォーマンスな成果物を仕上げること。
2.各個人の負荷を分散すること。
3.絶え間ない継続的な高いサービスを提供すること。

さて、なぜこんな話をするかと言うと、今所属しているチームがうまく回っているとは思えないからです。チームのリーダーはとても仕事の出来る人であるのですが、チーム運営と言うものを考えているとは思えないのです。その人の思考を少し列挙してみると、

・人に任せるより、自分でやってしまった方が早いと感じるとやってしまう。
・信用できる人、できない人の切り分けを勝手にしてしまい、信用できない人には、とことん仕事を任せない。
・人に仕事を任せると、確認をお願いしても「任せる」とまともに取り合わない。
・本番の作業事項の確認をお願いして「いいんじゃない!?」と言ったにも関わらず、本番作業中に「あれは?これは?」と思い出したように言う。
・純粋に分からないことを聞いても、「そんなこともわからないの?」という態度で接してくる。
・正当に評価されていると感じていない(その人のおかげで失敗しながら無理矢理まわしているのは事実)。
・全社的な中での、チームの負荷が公正なものだと感じていない(ある意味ではこれも事実)。

責任とは・・・!?

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責任とは、広辞苑によれば、

①人が引き受けてなすべき任務。
②政治、道徳、法律などの観点から避難されるべき責(せめ)・利(とが)。法律上の責任は主として対社会的な刑事責任と主として対個人的な民事責任とに大別され、それぞれに一定の制裁を伴う。

単純に責任と言った場合、②の受動的で制裁的なイメージが強い。しかし、仕事に対する責任と言った場合、失敗したことに対する責めを負うことが責任ではない。それは、仕事の結果(成果物)に対して、事前に充分な保障をするということで、あくまでも主体的なものである。

一般的な製品には、1年間保証などついているのが一般的となっているが、この保証も「1年間絶対に壊れません」と念を押すことが主たる目的であるべきである。「1年以内に壊れたら、交換します」というのでは、消費者を馬鹿にしており、メーカーとして仕事に対する責任感のなさを問うべきだろうと思う。

経済学の醍醐味って何?

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経営の勉強をしている関係で、やっぱ経済学も基礎知識として勉強しようと思って、テキストを読み始めました。しかし、はしがきの「多くの社会科学のなかで経済学はもっとも進化しており、体系化が進んでいて・・・学問が進化し成熟して・・・」というところから、既に疑問・・・衰退期じゃん?

需要曲線や供給曲線は、中学で習った気がして、ふむふむと思ったけど、その次。

「完全競争市場を前提とする。」、完全競争市場とは、一般に次の4条件が成立している市場を言う。
①需要者の数も供給者の数も極めて多く、個々の経済主体と需要量や供給量は市場全体の需要量供給量に比べて非常にわずかである。
②取引される財およびサービスは、いずれの企業が生産したものでも同質であり、商標、ブランドなどは全く意味を持たない。企業にも、製品差別化行動がない。
③需要者と供給者は、市場で取引される財及びサービスの種類、性質、価格などについての充分な情報を持っている。
④需要者、供給者ともに、新たに市場に参入したり市場から退出することが自由であり、法律や習慣などの制約や障害は一切存在しない。

そんな市場あるか(怒)。生産者行動理論にしても、前提が多すぎである。

しかも、「価格」と言う概念にこだわりすぎていることや、企業の目的は「利潤最大化」なんていう古臭い考え方、前提理論の多さは、現代の現実には適合しない状況になりすぎているのではないだろうか。

最近の経済学の学者さんたちは、何を研究しているのでしょう?経済学の系譜をたどり、前提のたち崩しにかかっているのだろうか。それとも、マクロの立場から、「政治経済学」とかいうやつ?それとも「複雑系経済学」とかいうやつだったりするのだろうか????

プロ野球スト後の歓声

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先週末のプロ野球のストは経済損失約40億円という。しかしスト明けの球場は朝から長蛇の列に、超満員(20万6500人)。経営陣の無能さを批判し、ファンは選手会を支持し、選手会もファンを意識したサービスをもってもてなす。まさに、日々進化するエンターテイメント。大きな危機感は、大きなイノベーション(革新)を生み出す。

はてさて、しかし、ここまでが総てシナリオどおりの出来レースだったりして・・・。なんていう皮肉な視点が見えてきた今日この頃。

今回の件、ステークスホルダーはいうと、一般的な見方はやはり、ファンであり、将来の野球界ということになりそうである。少し視点をずらしてみると、経営者でありそうである。

経営者側は無能を演じ、悪役を演じる。裏では、ライブドアが買収を打診していることが利用され、楽天には甘い誘いをかける。やはり経営陣の悪役ぶり継続。合併による中途半端な球団数。選手会が声をあげ始める。テレビが面白がって取り上げる。スト決行。ファンサービス向上。

ライブドアの買収打診を経営陣は知っていたであろう。ダイエーが球団を売却できないことも知っていただろう。テレビが週に何十時間もニュースで野球の話題を取り上げるということの宣伝効果は絶大。テレビ局も野球人気が向上すれば、スポンサーがつくからある意味ステイクスホルダーであるし、球団系列のテレビ局からすれば晩万歳であるだろう。

総てが経営陣のシナリオ通りだったとしたら、無能に見える経営陣はむしろ・・・。なんて事もないか(笑)