監査業界の最近のブログ記事

かなり荒れるであろうことを予想しながらも、コメントを求めたいと思います。

目的は、個人的な興味と今後目指す人の参考といった観点です。

記載いただきたい内容な下記の通りですが、原則公開しますので、差支えない範囲でお答えください。

  1. 公認会計士/会計士補or合格者の区分
  2. 監査法人勤務/企業内会計士/未就職者の区分
  3. 公認会計士の存在を知ったきっかけ
  4. 会計士を目指そうと思ったきっかけ
  5. 会計士になってやりたかったこと
  6. やりたかったことが成し遂げられているか
  7. 会計士になる前と現在の会計士に対するギャップ

 あずさ監査法人が、面白い取り組みを行うようだ。

未就職会計士の中国留学を支援 あずさ監査法人

あずさ監査法人は就職先が決まっていない公認会計士試験合格者を対象に、無償で中国留学を支援する。「あずさ国際会計人材育成奨学金」を設け、渡航費に加えて宿泊、食事など生活費をほぼまかなう程度の奨学金を提供する。若者の内向き志向が指摘されるなか、海外経験を積んだ会計人材の育成を狙う。

留学期間は2年で15人を募集。留学先は中国の中央財経大学(北京市)で、4月から授業が始まる。1年目は英語・中国語の授業が中心で、2年目からは中国語による会計関連講義も受ける。

 しかし、対象を未就職会計士を対象とすることには、懐疑的である。

 公認会計士試験合格者の大半が志望する監査法人の採用人数が激減している。 

2006年 2007年 2008年 2009年 2010年予
新日本 317名 770名 665名 226名 150名
ト-マツ 502名 870名 480名 383名 200名
あずさ 531名 554名 640名 355名 250名
あらた 161名 248名 275名 110名 100名
1,511名 2,442名 2,060名 1,074名 700名

2006年のみすずの採用は223人であり、みすずを含めると1,734名
(Source:日本経済新聞 2006/12/07朝刊、2007/12/01朝刊、2008/12/01朝刊、2009/12/05朝刊、2010/11/16朝刊)

そもそも、市場の横ばいであるにもかかわらず、2007年及び2008年に採用を増やしたのには、監査法人にとって経営上の合理的な理由はない。

修了考査の合格者数の行方

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明日、明後日は、2010年度修了考査が行われる。2010年度修了考査の受験者数が3,500人程度になると見られるものの、大量合格世代の修了考査ということもあり、前年までの合格率70%程度を維持されるのか、当事者は不安でならないだろう。

公認会計士は「二名以上の個人の公認会計士がいれば、上場企業等の監査ができるという点で極めて重要な役割を持っている」ため、その品質が維持できる水準であるかについては、非常に注視されるべきものである。

結論を先に述べてしまうのであれば、「修了考査の合格者数」は厳しい状況が予想される。

過去十年間の公認会計士試験の合格者は、下記のように推移している。大量合格世代といわれる2007年、2008年の合格率の高さが突出しているのがわかる。

2001年  961人(8.0%)  2006年 1,372人( 8.4%)(士補込み3,108人)
2002年 1,148人(8.6%)  2007年 2,695人(14.8%)(士補込み4,041人)
2003年 1,262人(8.4%)  2008年 3,024人(15.3%)(士補込み3,625人)
2004年 1,378人(8.4%)  2009年 1,916人( 9.4%)(士補込み2,229人)
2005年 1,308人(8.5%)  2010年 1,923人( 7.6%)(士補込み2,041人)

 このような中、試験合格者が実務経験を得る場がない状況が発生し、金融庁においては、公認会計士制度に関する懇談会を設置し、制度問題について検討を開始し、中間資格として「財務会計士」なる新しい位置づけを設けようとしている。

新日本、EY日本法人と統合って?」で紹介した「新日本監査法人の国内部門、E&Y日本法人と統合」の日経の記事ですが、やはり国内部門と国際部門を融合ということだったようです。

新聞報道について  2011.01.05

当法人組織再編に関する一部報道に記載された「E&Y日本法人」は「国際部門」を指していますが、「国際部門」は当法人の一部門であり、「E&Y日本法人」は存在しません。

公認会計士試験の合格者が急増し、需給のバランスが崩れ、監査業界においても面接会場に到達できれば内定という時代は終わりました。監査業界においても、監査法人の企業研究は重要です。

今般のような、説明会への参加すらママならない状況では、間接的な情報も重要な情報源の一つとなることでしょう。

そこで、私が過去に、大手監査法人の法人説明会に参加した際のメモ、特徴の抽出を経て、志望動機に繋げた過程について、記述します。

ここに、2009年10月にネットに書き込まれた新日本監査法人の給与テーブルがある。当然、その信憑性の程度は、出所(2ch)に相応しいと思っていただいた方がよいだろう。なお、パートナー(出資者たる社員)の金額については、不明である。

J1: 297 S1: 400 M1: 560
J2: 354 S2: 425 M2: 590
J3: 363 S3: 450 M3: 630
S4: 475
S5: 490
S6: 520

※単位:額面千円

新日本監査法人の国内部門、E&Y日本法人と統合

新日本監査法人は2011年1月、同社の国内監査部門と、提携先の大手国際会計事務所、アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の日本法人を統合させる。これまでは新日本の国際部門の位置付けであるE&Y日本法人が、新日本の国内事業部と別々に活動していた。国内顧客企業の国際会計基準(IFRS)の適用に備え、E&Yとの提携をさらに強化する狙い。大手監査法人でこうした形での統合は初めて。

アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)は、個別には日本法人を持ってなかったと認識していたのですが、この記事はどういう意味でしょうか?

自分は、監査業界に身を置いている者ですが、「監査がつまらない」ということをよく聞きます。

これから、監査業界への就職を検討している人、見切りをつけて一般企業に就職しようか迷っている人にとって、このようなコメントがどういうことなのか、悩みの種となっていることもあるようです。

そのため、そのように主張する人の傾向を、できるだけ分かりやすいように、個別具体的なことを書いてみたいと思います。

(まず抽象論)

  • 監査は、建付ありきの仕事です。会計基準にしたがっているかを監査基準に従って手続きして結論を表明する。そのため、仕事が形式的なものであると考えられます。

トーマツ10/09期 営業赤字

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有限責任監査法人に移行して、2度目の決算が発表された。
昨年の新日本有限責任監査法人に続き、トーマツも営業赤字であった。

http://www.tohmatsu.com/assets/Dcom-Japan/Local%20Assets/Documents/group/sh/jp_a_disclosure43.pdf

2009/09期 2010/09期 増減額 増減率
営業収入 86,377M 80,102M ▲6,275M ▲7.2%
営業費用 85,387M 80,683M ▲4,704M ▲5.5%
営業損益 989M ▲581M ▲1,570M
経常損益 379M ▲176M ▲555M
税前利益 191M 419M +228M 119.30%
当期純利益 798M 949M +151M 18.90%

新日本10/06期 黒字回復

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有限責任監査法人に移行して、2度目の決算が発表された。
随分なV字回復、バス会計というやつなのでしょう。

 http://www.shinnihon.or.jp/about-us/news-releases/2010/2010-09-10.html

2009/06期 2010/06期 増減額 増減率
営業収入 104,309M 98,484M ▲5,825M ▲5.5%
営業費用 106,100M 95,786M ▲10,314M ▲9.7%
営業損益 ▲1,709M 2,698M +4,407M
経常損益 ▲1,306M 3,086M +4,392M
税前利益 ▲1,466M 1,271M +2,737M
当期純利益 ▲1,664M 291M +1,955M

大手監査法人の新人採用数

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大手監査法人の新人採用数
2007年 2008年 2009年
新日本 770名 665名 226名 (△66%)
ト-マツ 870名 480名 400名 (△28%)
あずさ 554名 640名 351名 (△44%)
あらた 248名 275名 110名 (△60%)
2,442名 2,060名 1,087名
(注)2009年の採用人数は日経朝刊(2009/12/5)より

日経2008/12/03朝刊に新人採用数の調査結果が出ております。

  • 新日本  665人(△14%)  予定:650人
  • トーマツ  480人(△45%)  予定:580人
  • あずさ   640人(16%)   予定:480人
  • あらた   275人(11%)   予定:310人
  • 中堅※   136人(30%)   予定:160人

※太陽ASG、東陽、三優、仰星、優成
「予定」は公認会計士協会の求人要約一覧から推計。