未就職会計士の中国留学を支援 あずさ監査法人

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 あずさ監査法人が、面白い取り組みを行うようだ。

未就職会計士の中国留学を支援 あずさ監査法人

あずさ監査法人は就職先が決まっていない公認会計士試験合格者を対象に、無償で中国留学を支援する。「あずさ国際会計人材育成奨学金」を設け、渡航費に加えて宿泊、食事など生活費をほぼまかなう程度の奨学金を提供する。若者の内向き志向が指摘されるなか、海外経験を積んだ会計人材の育成を狙う。

留学期間は2年で15人を募集。留学先は中国の中央財経大学(北京市)で、4月から授業が始まる。1年目は英語・中国語の授業が中心で、2年目からは中国語による会計関連講義も受ける。

 しかし、対象を未就職会計士を対象とすることには、懐疑的である。

公認会計士試験合格者にとって、何より欲しているのは、実務経験であり、座学ではない。仮に、安易に飛びついたとして、その先に何が見えるのだろうか。

もしかすると、今後も大きな発展が予想される中国ビジネスに関するチャンスをつかんで帰ってくるかもしれない。しかし、実務を経験せずに、また机上の空論を続けることになる可能性の方が高い。留学をしたことによって、就職に有利になるということは決してない。

例えるなら、修士や博士を取るメリットと未就職で年齢を重ねてしまうデメリットと同じで、社会で現実に役に立つ内容でなければ、就職の可能性はより遠のく。修士や博士を取ったとしても、実利的なものでなければ、大卒者を優先するのが現実だ。

実際、支援する当事者も「留学終了後の同法人への就職については一般応募者と同様に扱い、あずさの採用保証はない。」としており、積極的な目的意識を持った人以外、安易に応募するようなものではないだろう。

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