2008年9月アーカイブ

米下院が金融安定化法案を否決したことで、29日のダウ工業株30種平均が前週末比777ドル安と史上最大の下げ幅を記録するなど米国株が暴落。

後場に年金資金の流入が観測されるものの、この米国の無責任な否決によって-483.75。

18日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が410ドル高と急反発。日米欧の主要6中央銀行が、協調してドル資金を自国市場に供給する緊急対策を発表。また、ポールソン米財務長官が金融機関から不良債権を買い取る組織の設立を検討していると報じられたこともあり、銀行など金融株に買いが向かった。

これらの金融不安の後退を受け、ショートカバーの流れで+378円。

米政府は「経済や消費者は保護するが、株主や債権者を保護するものでは無い」と、ケースバイケース明言。基準が明確でないことから、金融不安増大。

前日のショートカバーの売り直しからスタートし、再びショートカバーの流れ。

 

ベアー・スターンズ、ファニーメイ、フレディマックは救済。

  • ベアーは、市場が破綻への準備ができていなく、つぶせない。
  • ファニーメイ、フレディマックは、外国政府なども国家補償がついてる安全債権との認識があり、つぶせない。

リーマン・ブラザーズは救済しないが、AIGは救済。

  • リーマンは、十分な準備期間があったにもかかわらず、リスクをとりすぎてきたので、救済しない。
  • AIGは、経済活動を円滑にするための保証業務であり、つぶせない。

全体的には、ショートカバーの流れ。

しかし、11800近辺では、ダウンサイドリスクを考慮したポジション解消売りで上値を追いきれず。

1週間前から、「リーマン支援模索」の動きに市場が反応し、キャッシュポジションへの移行が進んでいたと思われるが、完全なポジションの解消の流れ。

寄りは、海外からの2000万の買超に支えられ、11560にあるといわれるノックイン債をめぐる攻防の展開。3月のボトム近辺で引け。

日曜日のプレスと、月曜日の休みで、日本市場自体の混乱は最小限に落ち着いた模様。